オランダの大麻のルールと、日本人が知っておくべき日本の法律
公開 2026年10月21日 / 内容は公開時点の情報です。手続きや料金は変わることがあるため、最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
オランダでは大麻を売る「コーヒーショップ」が営業していますが、大麻が合法になっているわけではありません。そして日本人には、オランダにいても日本の法律が関わってきます。旅行や出張で来る人、家族や知人を迎える在住者に知っておいてほしいことをまとめました。
結論:日本人は手を出さないでください。日本の法律では、大麻の所持や譲り受け(購入)などは、海外で行った場合でも処罰の対象になることがあります。
オランダでも「合法」ではなく「黙認」
- オランダでも大麻の購入や所持は法律違反ですが、5グラムまでなら起訴しないという運用(黙認)が続いています。
- コーヒーショップに入れるのは18歳以上で、身分証の確認があります。
- 扱いは自治体によって違い、南部のマーストリヒトなどでは外国からの客の利用を禁止しています。
アムステルダムの旧市街では、路上での使用は禁止
- 2023年5月25日から、飾り窓地区(Wallen)やダム広場、ダムラック、ニューマルクトなど旧市街での大麻の使用が禁止されました。観光客だけでなく住民も対象です。
- 違反すると100ユーロの罰金の対象になります。
日本の法律では
- 2024年12月12日に改正法が施行され、大麻の使用も処罰の対象になりました。
- 大麻の所持・譲り受け(購入)などは、日本の国外で行った場合でも処罰の対象になることがあります(国外犯の規定)。「現地で合法だから」「黙認されているから」は通用しません。
- 大麻を含む食品(クッキー・グミなど)も同じです。お土産として持ち帰ることは絶対にしないでください。
海外では、薬物に関わって逮捕されると、日本の大使館・総領事館でも釈放を求めることはできません。誘われても断り、見知らぬ人から食べ物や荷物を預からないようにしましょう。
参考:アムステルダム市観光公式サイト「コーヒーショップと大麻」(2025年2月更新)、旧市街での使用禁止の報道(2023年5月25日)、オランダの大麻政策の報道(AFP)、厚生労働省「改正法の施行期日」(2024年12月12日)、外務省 海外安全ホームページ「薬物に関する注意」、堺市「海外旅行と薬物」(国外犯の規定)



